環境汚染と人間崩壊の時代、「水俣病」の経験から何を学ぶか。
「私と水俣病」─ 患者さんのお話から
11月24日(月・休) 午後1時30分開場、2時〜4時
[A会場]本願寺岐阜別院香光殿
原武千潮(水俣病患者、愛知県在住、整備士)
柳田邦男(ノンフィクション作家)
水俣から愛知県に来て発病に気付きながら、長い間話せなかった原武さん。環境大臣の水俣病懇談会と政府の福島原発事故調査委員会で、行政と原因企業に厳しい意見を述べた柳田さん。2人の講演と対話。
「私と水俣病」─ 患者さんのお話から
11月27日(木) 午後6時開場、6時30分〜8時30分
[B会場]ドリームシアター岐阜
緒方正実(水俣病患者、建具師)
中島岳志(政治学、北海道大学准教授)
たった一人で行政に立ち向かい、誤った判断をただし、その後も市立資料館で体験を語り続ける緒方さん。近現代史を細部から「保守」「リベラル」概念の変質を指摘した論客・中島さん。2人の講演と対話。
水俣から考える ─ 「地域と自治」
11月28日(金) 午後6時開場、6時30分〜8時30分
[B会場]ドリームシアター岐阜
緒方正人(水俣病患者、漁師)
森まゆみ(作家)
社会と人間の劣化が危惧される今日、人を育むはずの地域が多くの問題を抱える。患者ながら「チッソは私であった」と語り、人間としての責任を問う緒方さんと、大都会東京の中でも息づく「谷根千」地区のコミュニティを慈しむ森さん。
映画「水俣―患者さんとその世界」完全版
11月30日(日) 午後1時開場、1時30分〜4時20分
[B会場]ドリームシアター岐阜
土本典昭監督作品
1971年/モノクロ/2時間47分/DVD上映
1969 年、チッソを相手に裁判を起こした患者たちの日常をみずみずしく描いて、映画は公害事件の単なる告発を越える。海外の映画賞も多数受賞して世界の記録映画史に残る名作。監督は岐阜県出身。
[会場]
A会場:本願寺岐阜別院香光殿(200席)
B会場:ドリームシアター岐阜(120席)
[チケット]
一般=当日券1000円 前売券800円 10枚つづり前売券7000円
大学生以下=当日券600円 前売券500円 10枚つづり前売券4000円
※展示会場とは別にもう一枚必要です。
[ご注意]
・満席によりお入りいただけない場合もありますので早めにお越しください。
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